遠い昔へタイムスリップ!ゆっくり散策したい美保関
写真:matsuejinさん
ご紹介
美保関は島根半島の東端に位置し、古来より数々の神話に登場する。
平安時代や鎌倉時代には隠岐へ向かう出発港でもあり、また江戸時代には北前船の中継地として栄えた場所。
美保関には事代主命が主祭神の美保神社や仏谷寺などがあり江戸時代には参拝客で賑わった。
この写真の小道はその参道で、当時は旅館や土産物屋が並んでいた。大八車などが通りやすいようにと石を切り出し敷き詰めた、いわゆる江戸時代後期に作られた舗装道路だった。
石はこの近くの海岸から運ばれた緑色凝灰岩で薄青い色から「青石畳通り」と呼ばれている。
また、隠岐へ流された後鳥羽上皇や後醍醐天皇が一時身を置いたのが仏谷寺(三明院)であったことから、この道は行幸(みゆき)通りとも呼ばれる。
静かで穏やかな街と海が迎えてくれる美保関。遠い昔へタイムスリップしたかのような感覚を味わえ、ゆっくり散策するのにちょうど良いスポットだ。
青石畳通り
Address |
---|
島根県松江市美保関町美保関 |
Access |
松江駅前ー約40分ー終点:美保関ターミナルー美保関コミュニティバスに乗り換えー 約20分(コミュニティバス)ー美保関(美保神社) |
Map |
-
みんなのフォトの中からmatsuejinさんの写真を紹介させてもらったまろ!matsuejinさん投稿ありがとまろ!