神秘的な存在感！御神木「岩倉の乳房杉」

樹齢は約８００年と言われる御神木「岩倉の乳房杉（ちちすぎ）」。

かぶら杉、八百杉と共に隠岐三大杉と呼ばれ、隠岐の最高峰「大満寺山」の山中にある。樹高約３０ｍ、幹囲約５ｍ、主幹は１５本に分岐し、その分岐した部分から大小２４個もの乳房状の根が垂れ下がっており、島根県指定天然記念物に指定されている。

雨天時は辺りが霧に覆われ、その大きな乳房杉はとても幻想的。これぞパワースポットと言わんばかりの神秘的な存在感だ。
また「岩倉」という地名の発祥 は「磐座」で、遠い昔は山そのものを御神体として祀っていたようだ。「神の住まう場所」「神の御座」などの意味を持つ言葉だという。

隠岐諸島は２０１３年９月に世界ジオパークに認定された。
その独特の植生は特徴的で様々な地域の植生が島中で一度に見ることが出来たり、さほど標高が高くない海岸線で高山性の植物が観察できたりする。また、大陸からの冷たい風と暖流がぶつかり湿気の多い気候を生み出す地域でもあるため、植物が大きく育ちやすい環境にもある。

夏でもひんやりとした空気に包まれ、神秘的な雰囲気を感じる乳房杉。隠岐におでかけの際には、ぜひその目でご覧いただきたい。

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• みんなのフォトの中からadachisatomiさんの写真を紹介させてもらったまろ！adachisatomiさん、ステキな写真を投稿くださりありがとまろ♩♬*゜