天国に一番近い里 ～桃源郷～

島根県邑智郡邑南町の川角(かいずみ)地区は、「天国に一番近い里」をキャッチフレーズにしている山里の集落。その名の由来は、ここに暮らす住民全員が60歳を超え、また標高も高いことから住人自ら言い始められたそう。
ここは春になるとその名にふさわしい景色が現れる。

昭和30年代頃は30戸約100人が暮らしていたそうだが、世帯数は減り、高齢化により耕作放棄地が目立つようになった。
平成18年から10戸に満たないここに暮らす住民たちが、毎年植え始めたハナモモの木。
現在ではおよそ2000本にもおよび、春になると赤・白・紅白・桃色のハナモモや菜の花が咲き乱れ、まるで桃源郷のよう。
その美しい景色は、平成25年度のしまね景観大賞にも選ばれた。

毎年、見頃となる4月下旬には「花桃まつり」が開催され、今年は「花桃を愛でる17日間」(2018/4/12-28)が開催されている。
自らを「天国に一番近い里」と呼ぶ川角集落、ぜひ訪れてみてはいかがだろうか。

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• みんなのフォトの中からy_raccoさんの写真を紹介させてもらったまろ！y_raccoさん、ステキな写真を投稿くださりありがとまろ♩♬*゜