春夏秋冬、何度も訪れたい足立美術館
足立美術館は昭和45年、地元安来出身の実業家、足立全康(あだちぜんこう)氏が71歳のときに開館。
日本画の巨匠、横山大観をはじめ、竹内栖鳳、川合玉堂、上村松園、橋本関雪、榊原紫峰など近代日本画の錚々たる巨匠の作品ほか、北大路魯山人や河井寬次郎の陶芸、林義雄、武井武雄らの童画、日本美術院(院展)の画家を中心とした現代日本画など、魅力的な作品を約1,500点所蔵。季節の移り変わりに応じて繊細かつ大胆な作品を鑑賞することができる。
もう一つの特色は、その広大な日本庭園である。
まるで一枚の大きな絵が、そこに悠然と存在しているかのよう。
「枯山水庭」「白砂青松庭」「苔庭」「池庭」など6つに分かれる5万坪の日本庭園は、館内至る所から異なった風情を楽しめる。
中でも主庭である「枯山水庭」は、大スクリーンを観るように全体を見渡して楽しめる他、窓枠が額縁となって、まるで庭園が一枚の絵のように見える「生の額絵」や、 山水画のように見える「生の掛軸」など、広大な庭園を一部分切り取った絵のようにして見るユニークな演出を楽しむことができる。
まさに全康が遺した「庭園もまた一幅の絵画である」という言葉通り、絵画のように美しい庭園は海外でも評価が高い。 植栽は赤松、黒松を主体に80種類以上植えられており、花、新緑、紅葉、雪など四季折々に美しい庭園は一見の価値あり。
また、アメリカの日本庭園専門誌が行っている日本庭園ランキングでは12年連続で庭園日本一に選出されている。フランスの旅行ガイド『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』や『Guide Bleu Japon』でも、それぞれ三つ星(最高評価)として掲載されている。
季節ごとに庭園と作品との調和が図られ、飽きさせない工夫が随所に施されている見どころたっぷりの美術館。
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みんなのフォトの中からtime3058さんとbicivitaさんの撮影場所を紹介させてもらったまろ!time3058さん、bicivitaさん投稿ありがとまろ!
足立美術館
Phone |
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0854-28-7111 |
Address |
〒692-0064 島根県安来市古川町320 |
Access |
JR米子駅より車で約30分 JR安来駅より車で約15分 無料シャトルバス(JR米子駅、JR安来駅、玉造温泉、皆生温泉、米子全日空ホテルより運行) 山陰道安来ICより車で約10分 |
Open |
[4月~9月] 午前9時~午後5時30分 [10月~3月] 午前9時~午後5時 |
URL |
http://www.adachi-museum.or.jp/ |
Map |